政策・提言

「凛とした日本」を創る!

「強い日本」で「優しい社会」を実現!

  日本を、確実に前へ。

 

【安全保障】自立した主権国家を目指して

  わが国を取り巻く安全保障環境は、様々な課題や不安定要因がより顕在化・先鋭化してきており、一層厳しさを増してきています。

 特に、核実験の強行や弾道ミサイル発射を通じた北朝鮮による核兵器・弾道ミサイル開発の更なる進展や、中国による透明性を欠いた軍事力の増強と尖閣諸島周辺や南シナ海等への積極的な海洋進出は地域の軍事バランスを急速に変化させつつあり、わが国周辺を含むアジア太平洋地域における安全保障上の課題や不安定要因は、より深刻化しています。

 国民の生命と財産、日本の領土、主権を断固守ることのできる主権国家を目指します

 【働き方改革】働き方改革と待機児童の解消

 個人消費は、日本のGDPの6割を占めています。個人消費がまだ力強さに欠けていて、アベノミクスが完遂しない大きな原因となっています。今後はできるだけ国民全体の所得を上げていく必要があります。

 もっと働きたい人が働き、働いた報酬がさらに上がるという状況をつくるため、正規も非正規も関係なく、同じ仕事をしたら同じ賃金がもらえる、「同一労働同一賃金」を進めなければなりません。一方で、効率的な働き方をしていく意味で、長時間労働についてもきちんと是正してまいります。

 同一労働同一賃金の周知や相談支援に政権の重要政策の「働き方改革」を着実に実行します。長時間労働の是正では、時間外労働の上限設定や勤務間インターバルを導入する中小企業への助成金の拡充を目指します。

【国土の強靭化と訪日客誘致】防災対策や訪日客誘致の強化

 国土交通副大臣としての経験を活かし、近年増加傾向にある豪雨被害などの防災対策に力を入れます。また建設・運輸分野などの生産性向上を強化します。

 防災対策などでは、洪水被害対策として堤防のかさ上げなど水害対策のほか、インフラ長寿命化に取り組む自治体を支援するようにします。

 また、生産性向上の取り組みとして、「ダブル連結トラック」による省人化など効率的な物流ネットワークの強化や、人工知能や新技術の導入により建設現場での作業効率を上げる取り組みを推進します。

 訪日外国人誘致のための情報発信や世界最高水準の快適な旅行環境の整備などを強化します。

 【教 育】 人づくりを強力に推進

 「教育は国家百年の計」。国民一人一人の力こそが、国、地域すべての根源であり、国民の教育環境を向上させることに最優先で取り組みます。

 また、子ども達が未来の社会に適応し、活躍するために、学力の向上はもとより、「物で栄えて心で滅ぶ」ことのないような豊かな人間性と創造性を備える必要があります。そのために家庭や地域全体で子ども達をしっかりと守りながら、のびのびと育てることのできる教育環境を整備します。さらに特別支援教育では、障害のある児童の就学前から卒業後にわたる切れ目のない支援体制の整備を促進してまいります。

 また人格の基盤は道徳性であり、道徳教育は自立した一人の人間として人生を他者とともによりよく生きる人格を形成するものです。道徳教育の再興により、モラルの柱を再建します。

【中小企業・商店街対策】 生産性向上を目指す

 私は経済産業大臣政務官在任時には、産業競争力強化法や電事法の改正、小規模企業振興基本法の成立に携わってまいりました。自民党経済産業部会長在任中は、改正電気事業者法を成立させ、電力の自由化を実現しました。

 地域経済を支える中小企業については、多くの中小企業にとって課題となっているITの活用を積極的に活用し、モノ・資金の一体的管理を進めます、また「地域コミュニティの担い手」としての役割がある商店街活性化対策についても、起業経験者としての目線を活かした革新政策を進めてまいります。

 【社会保障】信頼と絆の社会の構築のために

 少子高齢社会だからこそお年寄りを敬う。医療・福祉・介護・年金を手厚くし、安心で生きがいを実感できる暮しを目指します。

 保育所の待機児童解消に向けては、受け皿整備や保育人材の確保などを積極的に進めます。また来年度から3年間で22万人分の保育の受け皿を増やす「子育て安心プラン」などにより総合的に子育てを支援できるよう推進します。

 将来を担う子どもを国の宝として社会全体で大切に育てる。お年寄りを大事にする。家族、地域が助け合う小さな輪が幾重にも重なり大きな輪となり、日本を支えます。

 人生100年時代を見据え、すべての世代がその時を安心し、輝いて過ごせる『切れ目のない安心保障社会』を目指します。